こんにちは、歯科衛生士の藤田です。
夏も終わり、秋冬、乾燥の季節がやってきました。
気が付かないうちに、手足やなどのカサカサしているところがあります(-_-;)
この季節は口の中も乾燥でトラブルが起きやすくなるので、そのお話をします。
口の中が乾燥すると、歯肉の表面が傷つきやすくなったり、赤く炎症を起こしやすくなります。
そのちょっとした変化は、とても分かりにくいので、
いつも通りに歯磨きをしていると、歯肉に傷ができるのです。
カサカサしている肌が、洋服や爪でこすれて、赤くなったりかゆくなる感じに似ています。
歯肉の場合は、そういった傷ができると、
冷たいものがしみたり、塩気がしみたり、再度歯ブラシをするとこすれて痛くなったりします。
そこから口内炎ができることも・・・・
ではどうしたらいいの?
〇水分を飲む回数をふやす(水を口に含んでうがいでもOK )
〇いつもより柔らかめの歯ブラシを使う
〇開き気味の歯ブラシは、歯肉の余計なところをひっかきやすいので、まめに交換する
〇アルコールやミントの刺激が強くない歯磨剤を使う
〇歯磨き後にフッ素ジェルを塗って歯と歯肉を保護する
以上のようなことを気にかけてみてください。
そう、乾燥の季節の肌のお手入れと似ています。
潤いを与えて、刺激を少なくして、クリームのようなもので保護をする。
今後、乾燥の季節の参考にしてみてくださいね。
歯肉の痛みの原因は、いろいろありますので、痛いときにはご相談ください♪
ちなみに、写真がクラルテで取り扱っている、刺激の低いタイプのフッ素ジェルです。
こちらも参考にしてみてください(^^)