こんにちは♪
デンタルケアオフィス クラルテです!
皆さんは「顎関節症」って聞いたことありますか?
ネットやテレビで名前くらいは聞いたことがあるという方が多いでしょうか?
今回は、治療の場でよくいただく「顎関節症」に関する疑問を取り上げていこうと思います^^
【目次】
・顎関節症って?
・顎関節症の原因は?
・顎関節症の症状は?
・顎関節症の治療方法は?
・顎関節症の予防方法は?
・顎関節症って?
堅苦しい定義から言うと、
「顎(あご)の関節とその顎に関連する筋肉=咀嚼筋(そしゃくきん)の病気」
だそうです。
つまり、顎の関節だけでなく顎を支える筋肉や靭帯などの組織が絡む病気だと言うことです。
多くの方は「顎の関節あたりがカクカクする」ことを顎関節症と捉えていらっしゃると思いますが、
それだけでは無いってことなんですね・・・!
・顎関節症の原因は?
実は原因は様々なものがあります!
・噛み合わせ
・ストレス
・歯ぎしりや食いしばり・頬杖などの悪癖
・顔面打撲などの外傷
・大口を開けたり硬いものを噛んだ
・いつも片方の歯ばかり使って食べる
など。
これらが重なっている場合もあるようです!
・顎関節症の症状は?
代表的なものを挙げると・・・
・顎関節やその周辺に異常を感じる。噛むと痛みを感じる。
・あごがだるい、口を動かすと顎関節に痛みがある、噛みしめると顎関節が痛い
・口を開けたり閉じたりする時に顎関節でカクカクというような音がする。
・突然口が開けられなくなる。
・口が左右にうまく動かない、開けにくい、あごが外れることがある。
・こめかみや頰辺りの筋肉が痛い
驚くことに、顎関節だけでなく、頰やこめかみあたりにも痛みが出るようです。
顎の関節を動かすために、いろんな筋肉や靭帯が関わっているからなんですね!
・顎関節症の治療方法は?
では治療するにはどうすればいいでしょうか?
治療方法には大きく分けて2つあります。
①保存療法
②外科療法
①保存療法
原因となっている要因を除外し、経過を見る方法
例えば、歯ぎしりが原因であればマウスピースをして歯ぎしりによる外圧を除去したり、
噛み合わせが原因なら咬合調整をすることで顎関節の負担を軽減してあげます。
ただし、原因が複数ある場合はそれぞれに対し対処が必要です!
即座に改善するとは限らないので根気強く治療に臨みましょう!!
②外科療法
保存療法では対応できず、
関節が変形していたり、靭帯や筋肉が著しく傷ついている場合は
こめかみのあたりからメスで開いて治療する場合もあります。
その場合は、大きな病院で行うことになります・・・。
・顎関節症の予防方法は?
上記の原因になるようなことをしないと言うことが重要です。
ご自身で出来ることだと、食いしばりや頬杖などの悪癖を治したり、
定期的に歯医者さんで咬合チェックを行うなど。
また、いつも同じところばかりで噛んでいると、すごく顎関節に悪いです。
人間が噛むときにかかる力は「自分の体重ぐらい」の負荷が関節にかかるそうです・・・。
毎日、同じところで噛んでいれば当然負担が大きいですよね・・・・
いかがでしたでしょうか?
顎関節は若い方の場合まだ安定していないことがあります。
したがって若い方の方が関節のトラブルが多いようです。
少しでも異常を感じたり、思い当たる節がある場合は1度歯医者さんで相談してみましょう!
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