冷たいものがしみる!虫歯は無いはずなのに・・・

こんにちは♪

歯科衛生士の藤田です!

 

日々寒くなってきましたね・・・

お家の水道水がひんやりしてくる季節ですが、

キーン!としみたりしませんか?

 

アイスや、氷の入った飲み物はもちろん、水道の水が冷たくなってくると、歯磨き後のちょっとしたうがいも億劫になりますね…

鏡で見ても虫歯は無さそうなのに、冷たいものがしみるのは、テレビコマーシャルでもよく目にする「知覚過敏症」です。

 

知覚過敏はどういうことか?

歯の根元の歯肉がやせて、エナメル質という歯の一番硬いところに覆われていない、象牙質というところがあらわになると、歯の神経に冷たい刺激を伝えやすくなります。それが「しみるー!」に、なるのです。

歯の根元の歯肉がやせる原因は?

日々の歯磨きが強すぎたり、歯周病や加齢であったり原因は様々ですが

くいしばり・歯ぎしり 

これも大きな原因だと言われています。

 

重いものを持ったり、運動で力を込めるときに(野球でバットを振るときや⚾サッカーでシュートをするときみたいなイメージです⚽)上と下の歯は、自分の体重近くの力で噛みこみます。

それが長時間・長年続くと、歯の噛み合わせの部分がすり減ってきて、歯がのっぺりとした形になって、歯にヒビが入り、しみたり割れたりします。

 

なのでスポーツ選手はマウスピースをして 、歯を守ったり、しっかりと噛みこんでグッと全身に力を込めてプレーできるようにしているのです。

 

そこまでのスポーツをしていない我々は、集中しているとき、イライラしているとき、骨格、習癖など、日々の生活の中でくいしばりをしています

そして、就寝時の浅い眠りや、寝具の不具合(枕の高さとか)、日中のストレスで、歯ぎしりをします。

歯が休まなくてはいけない時に、ギリギリギリギリとくいしばりや歯ぎしりがあることで、やわらかーい歯肉が退縮していってしまうのです。そして、下がった歯肉はなかなか前のようには戻りません。そこで、冷たいものの刺激を神経に伝えやすい構造の、象牙質がでてきてしまうのです。

 

予防や治療方法は…

くいしばりの自覚があれば、くいしばらないようにしますが、なかなか難しいところです。

くいしばることで、ストレスを解消していたりもしますし…

 

当院ではマウスピースを作って、くいしばりや歯ぎしりの力を軽減させる治療を取り入れています。

歯が削れてしまったところを、詰め物で埋めることも可能ですが、くいしばりや歯ぎしりのそもそもの原因を緩和させます。

 

また、当院はレーザー治療も取り入れています!

知覚過敏には絶大な効果がありますので、お悩みの方はぜひご相談ください♪

 

しみる原因が、虫歯であることももちろんあるので、一度ご相談にいらしてくださいね♪

 

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